カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[56]

投稿日:2013年1月24日

日本三景、安芸の宮島

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 広島からは国道2号で宮島口へ。駐車場にアドレスV125Gを停め、JR西日本の連絡船で「日本三景」の宮島に渡る。「安芸の宮島」だ。
 10分ほどで宮島に到着。鹿のお出迎え。参道の商店街を歩き、厳島神社へ。
 外国人旅行者の姿を多く見かける。若者も多い。世界遺産に登録されてからというもの、熊野でもそうだったが、外国人旅行者の数がぐっと増えた。
 宮島名物といえば杓子。参道のみやげもの店では、いろいろな杓子が売られている。参道の脇には世界最大という長さ7・7メートル、重さ2・5トンという巨大な杓子も展示されている。
 厳島神社(拝観料300円)を参拝。ここは安芸の一宮。全国68ヵ国には全部で100社の一宮があるが、その中でも唯一、拝観料を取るのが厳島神社。この厳島神社は例外として、金を取るのが寺、取らないのが神社と、はっきりと色分けされている。
 厳島神社の朱塗りの廻廊を歩き、シンボルの海に浮かぶ高さ16メートル大鳥居を見る。そして市杵島姫命を主神とする宗像女神三神をまつる本殿に手を合わせた。
 宮島は通称で、厳島が古来からの島名になる。その島名は「神をいつき祭る島」を意味している。市杵島が厳島になったようだ。
 厳島神社の参拝を終えると昼食。宮島港近くの食事処「山一」で「かき飯定食」(1600円)を食べた。広島といえば何といってもカキ。たっぷりとカキの味がしみこんだ「かき飯」はうまかった。
 JR西日本の連絡船に乗って宮島口に戻る。
「お待たせ!」
 アドレスにひと声かけて国道2号を走り出し、大竹を通り、県境を越えて本州西端の山口県に入っていった。

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広島駅前を出発
国道2号を行く


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広島湾の船溜まり
連絡船で宮島へ


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海から見る宮島
宮島に到着


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厳島神社の参道
世界最大の杓子


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厳島神社の鳥居
厳島神社の回廊


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厳島神社の本殿
宮島の「山一」で昼食


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宮島の「かき飯定食」
国道2号で山口県に入る


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